☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ★                                 ★ ☆   のんびりやろう!情報処理試験! 〜1問1問コツコツと〜   ☆ ★                                 ★ ☆  2000.7.8 / vol.393 / mag2:3388 / melma!:2690 / total:6078   ☆ ★                                 ★ ☆★☆★☆★☆   秋期試験の願書配布、受付開始!   ☆★☆★☆★☆ > 土曜日の「今日の問題」は、お休みです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■お便りコーナー■ ----------------------------------------------------------------------  vol.391,392 で話題に上がった話の続きから。 > > 再利用可能 > 再入可能 > 再帰的 > > (>の左側に右側が含まれる(右の方が条件がきつい)) > > だと思いますが, > > > > 再配置可能 > > との関係はどうなるんでしょう? > > 一番右に行くのか,それとも > > 再配置可能であることは再利用可能な必要条件ではないのか.  これに対して、中村 魚飛さんからお便りを頂きました。 > まず、「再配置可能」と、「再利用可能」のモジュールの関係ですが、 > 結論から言うと、関係ありません。 > > つまり、「再配置可能」なモジュールであっても、「再利用可能」で > あるとは限りませんし、逆もそうです。 > > 例えば、Aというモジュールが「再配置可能」なモジュールであるとすると、 > このモジュールで保証されている機能は、 > >  「主記憶装置のどの場所に配置されても実行できる」 > > だけですね。でも、これは、「再配置可能」なモジュールの条件の > >  「一度プログラムを実行した後、メモリに再びロードしないで >   実行したプログラムをうまくまとめて、再び実行を繰り返すことが >   できるプログラムを言います。」 > > J Question vol.391より引用:著作権法第32条 > > を保証していません。主記憶の場所を選ばない、という性質のみでは、 > 「再配置可能」なモジュールの機能を達成できないのです。 > > この考え方のイメージはですね・・・うーむ・・・ > アセンブラでプログラムを組めば判る・・かな? > > 高級言語ですと、結構やりにくいので、やっぱりアセンブラっしょ。 > アセンブラの場合は、自分で「再配置可能」なモジュールをぽこぽこ > 作るからのう。作った方が早い。 > > あ、そうだ。一つ忘れてた。「再使用可能」なモジュールの条件の > 一つは、(実は、前の記事でこの部分を入れようとしたのですが、 > さすがにプログラマな考え方なので掲載しなかったのですが) > >  「実行対象モジュールは主記憶装置上に存在している状態において、 >   実行の際は、全ての内部変数が必ず初期化されている必要がある」 > > です。でないと、呼出側が同じ条件の上で呼び出しても、呼び出す > たびに違う結果が返ってきますからね。 > > でも、「再配置可能」なモジュールでは、それを要求していません。 > > この面でも、 > > 「再配置可能」→「再使用可能」 > > を必ず満足するとは限らないことが判ります。 > > > では、逆に、Bというモジュールが「再利用可能」なモジュールで > あるとして、「再配置可能」でない例は、割りこみ処理ルーチン。 > > 要するに、BIOSレベルの割りこみ処理ルーチンですね。 > > これは、「再配置可能」ではありません。番地が固定されています。 > もしかしたら、アーキテクチャによっては、「再配置可能」な配慮 > をされているかもしれませんが、パイプラインやVLIWな > アーキテクチャを採用しているプロセッサでは、「再配置可能」 > な設計なんかやってられません。なぜなら、管理が面倒ですし、 > 処理時間が余計にかかるし、パイプライン・ハザードも発生する > 可能性もあるし・・・ > > 百害あって、一理(一利)なし!(超力説!) > > ということで、BIOSレベルの割りこみ処理ルーチンでは、 > 「再利用可能」でありながら、「再配置可能」ではありません。 > > つまり、 > > 「再使用可能」→「再配置可能」 > > を必ず満たすわけではないです。 > > 上でも、記述したとおり、「再使用可能」と「再配置可能」とは、 > 別の概念です。 > > ちなみに、当方がBIOSレベルまで扱ったのは、TI社のC54xですが、 > モトローラのDSPもBIOSレベルの割りこみ処理ルーチンを作る > ときの事情は同じかもしれませんね。(確証はないですが) > > > ちなみに、 再入可能 > 再帰的 の理由はどこにあるか? > ちょっと2種と離れますが、考えて見るとイイかも。 > ヒントは、この前の当方の記事に有りますよ。  みなさんも、もう一度 vol.390(2000.7.5) と合わせて復習しましょう。  ここまでしっかりとした解説は、他にはありませんよ!  どうもありがとうございました。  もうひとつお便りを紹介します。 > しゅんぜいさんが以前経験された様に法律問題や前回の問題の様に、 > 回答のつきにくい問題は確かにあるとおもいます。 > でも、...回答のつきにくい問題だからと言ってしゅんぜいさん > の解説分(今日の問題)にまわせるでしょうか? > ★これ、は1種レベル問題が多いように感じます。それでは > バランスが悪くなってしまいませんか。 > ■今日の問題■は2種向け、★これ、は1種もOKという感じで > 考えていました。 > しゅんぜいさんがみなさんへ本メルマガのレベルや文章量の面で > 細かく配慮いただいているのはアンケートを実施する姿からも > 容易に想像できます。自分もできる限りの範囲で協力させて > いただきますので、★これ、に来た質問はこのコーナで回答する > 方針でもう少し様子をみてみる事はできないでしょうか? > まとまりのない文章で申し訳ありません。後日、提案もふくめて > メールを送らせていただきます。  ひょっとして、これは載せてはまずかったかも?  とりあえず、今まであまり公表していませんでしたが、僕に送られてくる  質問メールの現状と、僕の考えを述べさせてもらいます。  まず「これ、おしえてっ」のコーナーに来る質問ですが、これはレベルの  高い問題が多い傾向にあります。おそらく、勉強を始めたばかりの方には  「こんな質問しても良いのかなぁ?」という思いがあるのだと思います。  そういう方は、あまり気にしなくて平気ですよ。  また「選択肢で勉強しよっ!」のコーナーは、基本的な言葉や時事用語など  幅広い質問のメールが数多く届きます。中には、僕も良くわからない用語の  リクエストがあるので、その場合はしばらく勉強してから、後日かみ砕いて  答えるようにしています。メールの数では、これが一番人気です。  どちらのコーナーとも、どんなリクエストでも受け付けています。  「1種向け」「2種向け」などと、特に分けて考えていません。  あと僕が解説を書いている「今日の問題」は、なるべく多くの人に理解して  もらいたいので、極力やさしめに解説を書いているつもりです。  また、解説があまい(詳しく書かれていない)部分は、意図的に簡略化して  書いている部分もありますが、僕の知識不足によるものもあります。  ただ、日刊ですので、解説の書き方はその日の気分や体調に大きく左右され  ていると思います。それは、素人ライターですので大目に見てください(^^;  僕の意見が参考になるかはわかりませんが、このメールマガジンはなるべく  みなさんのご要望に柔軟に対応していきたいと思っています。ちょっとでも  何か思ったことがあれば、メールで送っていただけるとありがたいです。  #ちょうど、似たような議論が某MLでも行われてました(^^;;  #僕は、未読が 1000 通ぐらいで着いていけてません。スイマセン。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★これ、おしえてっ!★ 回答期限:今日の夜まで(土曜日分に掲載) ----------------------------------------------------------------------  「この問題がわからない!!!」という、  読者からの質問をみなさんに回答してもらおう!というコーナーです。  昨日の質問はこちらです。(出典:H11. 1種 問59) ----------------------------------------------------------------------  東京から福岡までの回線構成を図1から図2のように変更した場合、  東京・福岡間の回線構成における信頼性の向上分(差分)を示す数値として  最も近いものはどれか。  ここで、隣接するノード間の信頼性は、すべて 0.95 とする。   東京───大阪───福岡    東京─────大阪───福岡                     \   /                      \ /        図1            名古屋                        図2  ア 0.0429  イ 0.0451  ウ 0.0498  エ 0.0926 ---------------------------------------------------------------------- > 回答:ア > 解説 > 図1の東京・福岡間の信頼性は > 0.95 * 0.95 = 0.9025 である > > 図2の東京・大阪は2系統ある > まず名古屋を経由しない経路 > 東京───────────大阪は 0.95 である > > 次に名古屋経由は > 東京・名古屋と名古屋・大阪の単線経路であるため > > 東京──┐ ┌──大阪 >     │ │ >     └─名古屋─┘ >    0.95 * 0.95 = 0.90255 である > > 名古屋経由の東京・大阪間は上の並列経路であるため > 1-{(1-0.95)*(1-0.9025)}=0.995125 > > 図2の東京・福岡間の信頼性は > 0.995125 * 0.95 = 0.9453687 > > 信頼性の向上分(差分)は > 0.9453687 - 0.9025 = 0.0428687  どうもありがとうございました。  直列 or 並列のときの計算をまちがえなければ、求まりますね。 > 2つを経由する場合,どちらが壊れても動かない. > (両方動いている必要が有る) > だから,図1での東京-福岡での信頼性は >  0.95×0.95=0.9025 > > 図2では東京-名古屋-大阪の信頼性が0.9025,東京-大阪直通の信頼性が0.95で > どちらかが動いていれば東京-大阪はOK. > どちらも壊れている確率(1−0.9025)×(1−0.95)=0.004875を1から引くと, >  0.995125 > > 図1に対し,東京-大阪の信頼性が 0.95 から 0.995125 になっているので, >  0.995125×0.95= 0.94536875 > > 両者の差は 0.04286875 答え:ア > > 計算は, >  0.995125×0.95−0.95×0.95=(0.995125−0.95)×0.95 > =0.045125×0.95=0.04286875 > とやった方が間違いにくいかな.  どうもありがとうございました。  手計算では、後者のやり方が良いですね。ちょっと理系チックかも(^^; > 【基本事項の確認】 >  まず複数の部品からなる装置全体の稼働率は、直列の場合と並列の場合で >  計算方法が異なります。 > >  □直列の場合(2つの部品が稼働していれば、装置が稼働) >    ┌─┐  ┌─┐  >   ─┤A├──┤B├─ >    └─┘  └─┘  >  部品A、Bの稼働率をそれぞれ「A1」「B1」とすると > >  稼働率 = A1 × B1 となります。 > > >  □並列の場合(2つの部品のうち1つでも稼働していれば、装置が稼働) >     ┌─┐   >   ┌┤A├┐  >    │└─┘│  >   ─┤   ├─ >    │┌─┐│  >    └┤B├┘  >     └─┘   >  部品A、Bの稼働率をそれぞれ「A1」「B1」とすると > >  稼働率 = 1 - (1 - A1)(1 - B1) となります。 > > > 【回答】 >  □まず図1の稼働率を計算する。 >   この場合は直列なので >   図1の稼働率 = 0.95 × 0.95 = 0.9025 ・・・(1) > >  □次に図2の稼働率を計算する。 >   隣接するノード間の回線を1つの部品と見なすと、装置は以下の様な >   構成になる。 >      ┌─┐         >    ┌─┤A├──┐      >    │ └─┘  │ ┌─┐  >   ─┤      ├─┤D├─ >    │┌─┐┌─┐│ └─┘  >    └┤B├┤C├┘      >     └─┘└─┘       >   A:東京−大阪間 >   B:東京−名古屋間 >   C:名古屋−大阪間 >   D:大阪−福岡間 >   つまり「東京−大阪」と「東京−名古屋−大阪」が並列で、それに >   「大阪−福岡」が直列につながっている。 > >   ○「B−C」の稼働率 >    これは直列なので、図1と同様に稼働率は 0.9025 >   ○「A」と「B−C」の並列部分の稼働率 >    稼働率 = 1 - (1 - 0.95)(1 - 0.9025) >        = 0.995125 >   ○装置全体の稼働率 >    これは上で求めたのもにDを直列でつないだものなので >    稼働率 = 0.995125 × 0.95 >        = 0.9453687 ・・・(2) > >  □差分を求める >   (2) - (1) = 0.9453687 - 0.9025 = 0.0428687 > >  よって答えは(ア)  どうもありがとうございました。  コメントのほう(↓)も採用です(^^; > まぐまぐで読み始めたので、創刊から見ていませんでした。 > そこで最近バックナンバーをダウンロードして見始めました。 > すごい量があるので全部よみきれるかどうか・・・(^^; > > #紙と鉛筆で計算しろってのは全部読み飛ばしてるし  創刊時のころのバックナンバーは、オススメしませんよ(^^;  最初は、解説も2,3行ですし。僕の思いとはうらはらに99年3月分の  ダウンロード数は約 1,000 です。 ---------------------------------------------------------------------- 〜お便り、回答をどうもありがとうございました(掲載順)〜  ★お便り★   中村 魚飛さん、ろくさん、  ★回答★   ろくさん、マッシーさん、てつさん                         〜次回も待ってまーす〜 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼選択肢で勉強しよっ!▼(答えはこのメールの一番下にあります) ---------------------------------------------------------------------- > VoIP(Voice over Internet Protocol) って?  #ここで取り上げてほしい用語は随時募集中!   試験に直接関係のない IT 関連用語でもOK! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ よみものさーちランキング http://ranking.yomimono.com/cgi-bin/count?43 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━     のんびりやろう!情報処理試験! 〜1問1問コツコツと〜 ----------------------------------------------------------------------  編集・発行:しゅんぜい       shunzei@geocities.co.jp    発送:melma!(旧 clickincome)http://www.melma.com/       :まぐまぐ        http://www.mag2.com/  登録・解除:http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2975/  バックナンバーは、ホームページでダウンロードできます。  ☆立ち読み:http://www.melma.com/mag/89/m00000189/index_bn.html ---------------------------------------------------------------------- ☆ちょっとした誤字、脱字は目をつぶってくださいね(^^; ☆このメールマガジンは毎週日曜日はお休みです。 ☆掲載内容の利用において発生した事故・損害等には一切責任を負いません。  (転載は構いませんが、その旨を明記しておいてくださいね) ☆広告掲載については shunzei@geocities.co.jp まで、お願いします。 ☆メールマガジンの購読の申込・解除は個人の責任で行ってくださいね。  しゅんぜいは一切代行しません! ---------------------------------------------------------------------- ☆答え(読者の方のリクエストです)  VoIP(Voice over Internet Protocol) とは、インターネットで必要不可欠 なプロトコルである IP(Internet Protocol) 上で音声データを送受信する 技術です。  この技術を利用すれば、インターネットを利用して電話のように会話ができ ます。実際に使ったことはありませんが、音質は少し昔の携帯電話ぐらいと 聞いたことがあります。数年後には、当たり前のように普及しているかもしれ ませんね。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━